2011年2月12日土曜日

腸内細菌、脳の発達にも影響…マウス実験

腸内細菌がマウスの行動に影響を与えることを
スウェーデンのカロリンスカ研究所などの研究チームが発見、
米科学アカデミー紀要で発表した。
腸内細菌が肥満や免疫に関わっていることは知られていたが、
脳の発達や行動にまで影響をおよぼすことが示されたのは初めて。
研究チームは、通常の腸内細菌を持つマウスと、無菌で育てた
マウスの行動を比較した。箱の中で陰の区画に隠れ、
警戒している時間が多い普通のマウスに比べ、無菌マウスは
明るく広い場所をうろつくなど行動が大胆だった。
脳の変化を調べたところ、無菌マウスでは、不安や感情に
関わる脳内物質の量が少なかった。研究チームは「進化の過程で、
腸内細菌の作用が、新生児の脳の発達過程に組み込まれたのでは
ないか」としている。

脳の発達や行動にまで影響をおよぼすなんて、
腸内細菌って、怖いですね。

越田知顕 五十肩改善
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