2011年2月25日金曜日

上野洋子、京都と東京でライヴ開催

2011年、デビューから25周年を迎える上野洋子が、
この春、京都と東京にてライヴを行なう。
上野洋子は、1986年にZABADAKの一員としてデビュー、
1993年に脱退。その後は、作・編曲家としてCM、映画、
アニメなどの音楽制作に携わるかたわら、七変化する
声質を生かしたヴォイス多重録音や、ロック、ポップス、
民族音楽、現代音楽など幅広いジャンルを取り込んだ
ユニークな作品をリリースしてきた。
近年ライブでは、緻密な録音作品とは正反対に
即興パフォーマーとして様々なアーティストと共演し、
アバンギャルドな世界を展開している。今回、京都では、
反ヴィルトゥオーソ的な室内楽作品を多く創作し、
ドイツの老舗レーベルKaraoke-Kalkからアルバムを
リリースしているトウヤマタケオ、また東京では
Boredoms、Novo Tono、Rovo、Ya-To-I、Mostといった
多くのバンドに参加し、ギタリストとして
コンポーザーとして中心的な役割を担う山本精一を
対バンにパフォーマンスを行なう。
透明感のある高音からスモーキーなウィスパーまで
多彩なヴォイスを縦横に駆使しつつ、多彩な楽器を
使った前衛的なパフォーマンスで唯一無二の存在感を
示す上野洋子と、一癖も二癖もあるトウヤマタケオ、
山本精一との共演が、どのような化学変化を
もたらすのか。見所はたくさんだ。

田中裕二郎 ボイス・トレ-ニング
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